昨日の続き。
統一村のドライブインを出発して第三トンネルへ。
(第三トンネルがほられた経緯などは検索すれば他でたくさん出てくるので、ここでは説明しません)

韓国側の第三トンネルは観光施設になっており、途中まで歩くことができます。写真撮影はできません。
ヘルメットを着用してまずは舗装されている道を下っていきます、ここだけでもかなりの距離です。下りながら帰りは上りなのでしんどそうだな、と思いました。
だんだん涼しくなっていきます。真夏だったので自然の涼しさはとても心地よかったです。
舗装された道が終わると一人ずつがすれ違えるくらいの狭いトンネルになります。トンネルになると坂ではなく平坦になりましたが、高さがなく身長178cmの息子はかがんで通らなくてはいけないような状態でした。
とにかくどんどんすすんでいくと、当たり前ですが途中で最終到達点がきます。厚い壁のようなもので覆い、先には行けないようになっていますが、小窓がありその先を窓越しに見ます。ただ、軍事境界線のまだ手前なので見えるのは韓国側です。小窓も私たちが立てる場所から少し距離があるので、あまりよく見えませんでした。
ひとりひとりが正面から窓越しの景色を見てUターンです。同じ道を戻っていきます。疲れた人用にところどころにベンチがありました。
最後の舗装された部分の上りが50歳にはややしんどかったです。
トンネルの入口の横にはお土産が売っています。私は旅先が世界遺産か、もう二度と行かないかもしれないと思う場所の時にはマグネットを買うことにしているので、DMZのマグネットを購入しました。

その後バスに乗り、金浦の方にある北朝鮮が見える展望台へ移動しました。普段はDMZ近くの展望台へ行くそうですがこの日は利用できなかったため、金浦の方へ行くことになりました。ガイドさんも初めて行く展望台だそうです。
駐車場に着いて、またパスポートの確認があり、検問の後に一度返されたパスポートを再び提出しました。バスでしばらく待機した後、展望台へ。新しい展望台のようで、展望台までのブリッジはとてもきれいでした。まず吊り橋を渡り、その後ジグザグになっているデッキを歩きます。展望台まで5分以上かかりました。


展望台には無料の双眼鏡とデジタル双眼鏡がありました。すぐそこを流れる川の向こうは北朝鮮。双眼鏡越しに見る北朝鮮は家や人が見えました。双眼鏡から見える北朝鮮はとてものどかで平和そうに見えました。

反対側を見るとソウルのビル群が見えます。このギャップに驚きました。

また、展望台の横には休憩施設があり、おしゃれなカフェもありました。
そして来た道を戻り、バスに乗って明洞に着いたのは15時過ぎで、おなかがペコペコでした。