大阪へは何度も行ったことがあるのですが、通天閣のある新世界へは今まで行ったことがありませんでした。

JK娘が昭和40〜50年代のものにハマっていて、最初はキャンディーズから始まったのですが、今は中森明菜あたりにきています。音楽だけでなく文化についても質問され、「いいなー昭和の時代を生きていたなんて」と言われたこともあります。

大阪の新世界は昭和レトロなイメージがあったので、今年の7月に大阪へライブへ行った時、ついでに行ってみようということになり、午前中に地下鉄で行ってきました。

「動物園前」駅で降りてすぐ、新世界はありました。通天閣までの道が串カツ屋などの飲み屋でぎっしり。あとは射的や忍者になれるような娯楽施設もたくさんありました。

せっかくなので通天閣にのぼり、景色を楽しみました。曇りでしたがあべのハルカスや大阪城が見えて、昭和の展示物もあったりして思っていたより楽しめました。別料金でタワースライダーという滑り台もあり、そちらは中国人の観光客がたくさん列んでいました。

11時半くらいにお昼を食べるために串カツの「てんぐ」というお店に入りました。

ノーリサーチで行ったのですがこのお店だけ満員だったので、きっとおいしいのだろうと思い入店。串カツ目当てでしたが、目の前で謎の串をひたすら面倒見ている若手従業員がいます。なんだこれ?周りを見ていると全員これを食べている。ならば注文するしかありません。

そう、これが「どて焼き」でした。牛のスジ肉をたぶんお味噌やみりんなどでやわらかくなるまで煮たようなものが串にささっています。

頼んでみると串とそのお味噌のタレを平たいお皿に入れてすぐに出してくれました。早速本題食べてみると、「うま!」娘と2人で思わず声が出ました。何これ?今まで食べたことのないおいしさ。タレが最高です。スジ肉のうまみがタレにしっかりあり、少し甘くてほんとにおいしい。お通しでキャベツの乱切りが出てきて、最初は串カツがあぶらっぽいからキャベツで中和させると思っていたのですが、このタレにつけて食べると、はい最高です。これで1本130円だなんて、大阪すごすぎます。タッパーに詰めて持って帰りたい味でした。

串カツも注文したもの全部おいしかったです、大阪の串カツは衣が薄いので、普通のとんかつよりは罪悪感なく食べることができます。

そしてまだお昼前にもかかわらず、ほぼみんなお酒を飲みまくっていてびっくり!郷に入っては郷に従えということで、私もビールを美味しくいただいたのに、娘と2人で3000円弱。激安でした!

次回大阪いった時も絶対に行きたいお店です!!