韓国旅行の締めくくりはカジノ。
仁川国際空港の近くにある外国人専用のカジノが入っているホテル「パラダイスシティ」に行ってきました。息子が行ってみたいというので調べてみると、19歳以上が入場可能とのこと。うちの息子は4月生まれなので19歳。行けちゃう。じゃあ1時間だけ行ってみるかということで、少し早めに仁川国際空港へ行きました。
余談ですけど「パラダイスシティ」って、私がまだ学生の頃ガンズ・アンド・ローゼズが歌っていたタイトルと一緒です。
空港からパラダイスが行きの無料バスが30分に1本走っています。バスに乗ったら5分くらいで到着しますが、歩いて行くには遠いです。
駐車場の入口からエスカレーターをのぼるとすぐ「パラダイスカジノ」がありました。キラキラしています。

カジノの入口の目の前には草間彌生のかぼちゃのオブジェがドンとあります。

カジノの中は撮影禁止。なので写真なしです。
まずパスポートを見せて会員カードを作ってもらいます。カードができたら反対側で荷物を預け、入場。誰もいなかったので10分もかからずに入場でしました。
入ったはいいけど、カジノの知識が全くないため何をしたらいいかわかりません。行きたいと言っていた息子もノーリサーチ。おいおい、どうするんですか?
中は広々としていて、フリードリンクのコーナーが中央にあり、お昼になるとランチも食べられるようでした。カードを持っていると1回の食事が無料になると書いてありましたが、私たちはお昼前に空港へ行かなくてはならないので、食べることができませんでした。
息子が用意した軍資金は5000円。奥に両替所のようなものがあったので行って5000円を出すと、バーコードのついた手形のような紙を渡されました。それを持って有人のルーレットへ行ってみました。息子は近くの店員に英語でやり方を聞いています。この紙をディーラーに渡すとチップというプラスチック製のコインのようなものがもらえて、それを賭けるらしい。何色かあり、真ん中に「1000」「10000」など数字が書いてあり、それが賭け金になります。たった5000円なのでもらったコインは数枚。午前中だったからか稼働しているテーブルは少なく、中国人らしきおじさん3人がメモをとりながら毎回山のようにかけているテーブルに入りました。息子はたった1枚のコインをえいっと賭けて祈っています。2回目で9倍のところを当て歓喜する息子。おじさんたちは息子に目もくれないで次を考えています。
息子は増えたチップを持って有人のテーブルを後にし、コンピューターのルーレットへ行ってみました。
こちらは気楽なもので、両替をするわけではなく、お札を入れて使えました。お札が入るので、私も1000円だけチャレンジしましたが撃沈。息子はここでも最後に36倍を当て、さっきのコインも円に換金すると、15000円になって戻ってきました。
息子は喜んでいたけれど、ハマってしまうという感じにはならなかったです。ルーレットにいたおじさんたちの顔が険しく全然楽しそうじゃなかったのを見て「ああはなりたくない」と言っていました。
ちなみに息子が中2の時にマカオへ行き、ベネチアン・マカオに泊まったことがあります。たまたま申し込んだツアーでそこに宿泊しただけで、カジノ目当てではありません)そこにあったカジノは入口の両脇にに強そうなガードマンが立っていましたが、パラダイスシティは誰も立っていませんでした。ホテルのエスカレーターからカジノの様子が見えましたが、ギラギラ感もマカオの方がはるかに上でした。
店員さんもディーラーも親切という感じはなくクールなので、カジノのやる場合はやり方をしっかり調べてから行った方がいいと思います。
そして、依存症になりやすい遊びなので、のめり込まずほどほどにしておくのがいいと思います。