瀬戸内海にある直島。高松からフェリーで1時間(高速船だと30分)、草間彌生さんの巨大カボチャが2つある島です。
娘が地中美術館に行きたいというので、直島へ行くことにしたのですが・・・地中美術館は予約が必要です!私が気づいたのは行こうとしていた前日の夜。
私は地中美術館のことを娘から聞くまで知らず、そんなに混んでいないだろうと思っていたのですが、とんでもない!
海外の観光客に大人気で、翌日の予約は全て埋まっていました。
当日の早朝、他に入場する方法はないかと何度も予約のページを見ていると、12時台に1枚キャンセルが出たので、娘だけでも行けばいいと思い即とりました。
その後、30分に一度くらいのペースでチェックしていたら、直島行きの船に乗船する直前、奇跡的に同じ12時台のキャンセルが出たのです!すぐにとりました。
娘と2人で同じ時間に入場することができ、ほんとについてるなぁと思いました。
フェリーが直島に近づくと、草間彌生の赤いカボチャが見えてきます。

このカボチャは穴が開いていて中に入ることができます。

直島は狭い島ですが、勾配があるので電動自転車でまわる人がほとんど。
レンタサイクルは何店舗かあって、事前に予約することができました。
行って自転車がなかったら、たまにくるバスで移動しなくてはならないので時間がかかってしまいますからね。
私たちの足で島の反対側の集落まで10分くらいで着きました。そこから南の方に行くと海辺に草間彌生の黄色いカボチャがありました。人気スポットで列ができていましたが、少し待つだけで写真は撮れました。

そこから内陸に入り急な坂を上ると地中美術館があります。自転車を少し離れたインフォメーションセンターのようなところに停め、美術館の入口に行くまではお花がたくさん植えられていて、とてもかわいい散歩道になっていました。


入口に着き、入場時間になるのを待っていたのですが、待っている人の8割は外国人観光客でした。入口のスタッフも流暢な英語で説明をしています。

さて、時間になり中に入ると・・・入口のみ撮影できて、あとは撮影禁止でした。

ここからは地中美術館のネタバレになりますので、見たくない方は閉じてください。
名前の通り地中にある美術館で、パンフレットの写真で上空からの美術館の写真がわかります。不思議な建物です。

中に入ると・・・モネの絵画があるお部屋、あとは空間が作品になっているような場所が数か所、そして目の錯覚を使った不思議なお部屋がありました。凡人の私にはよくわからないものもありました。料金のわりには見どころが少なくあっさり終わってしまった印象。娘はアート好きなので楽しんだのだと思います。今も自分の部屋の壁にパンフレットを貼っているので。
近くに日本人の老夫婦がいたのですが、「え?これで終わり?」と言っていました。
外国人観光客は、作品の空間をゆっくりと味わっているように見えました。
おしゃれなカフェも併設されていました。おしゃれなだけにお値段も高かったです。うろ覚えですが、これで1200円くらいしたような気がします。
カフェの向こうには海が見えて、外へ出ることもできます。ここだけは写真OKでした。

というわけで、私としては一度行って地中美術館を体感できたので、もう満足です。