さて、春のフランス旅行はメインがモンサンミッシェルへ行くことでした。

モンサンミッシェルはパリの西に位置し、バスで4時間以上かかります。海外旅行経験の少ない方はツアーで行った方が楽だと思います。

時間に拘束されたくない方はツアーではない方がいいですが、車で行った場合、手前で駐車場に入れてシャトルバスで行くことになります。

時々スコールがありましたが、のんびりとした田園風景が続きます。平地なので少し遠くからでもモンサンミッシェルが見えてきます。あの独特な形は遠くてもすぐにわかり、見えたときは感動しました。ずっと行ってみたかったところにいよいよ行けるのだ、という喜びで溢れていました。

モンサンミッシェル付近に到着。風が強い日でした。

モンサンミッシェルは本土から橋でつながっています。橋の手前に低層のホテルが何軒かあり、大きめなお土産屋さんも一軒ありました。

私たちはこのお土産屋さんの向かいにあるメルキュールホテルに泊まりました。とてもステキないいホテルでした!また行きたいホテルです。

ただ、このホテルからはモンサンミッシェルは見えませんでした。すぐそこなのですがね。

そのお土産屋さんの前からモンサンミッシェル行きの無料のバスに乗ることができます。

バスは時間通りには来ませんでした、海外はバスも電車もそんなもんです。海外へ行くと日本の電車やバスの正確さに感動します。

降車場所はモンサンミッシェルまであと100メートルくらいの橋の上で、そこから歩いてモンサンミッシェルへ行きます。降車場所から写真を撮るとちょうど島全体が入ります。

無料バスは夜も運行していて、夜のモンサンミッシェルを見に行くこともできます。

私たちは夕食後にバスに乘って夜のモンサンミッシェルへ行ったのですが、とにかく風が強くて立っているのがやっとという感じでした。危険だったので橋の上で夜のモンサンミッシェルを少しだけ眺め、すぐに帰ってきました。

バスが混んでいる時は歩いて戻ることもできますが、30分くらい橋の上を歩くことになります。

モンサンミッシェルは江の島みたい、と表現されますが、確かにそうです。「狭い江の島」という感じでしょうか。

入ってすぐのところにオムレツで有名なプーラールおばさんのレストランがありました。

ラ・メール・プーラールのクッキーの専門店もあり、まとめ買いで割引をしていました。色々な商品がありましたが、一番オーソドックスなのは赤い箱に入った素朴でおいしいバタークッキーです。

ただ、プーラールおばさんのクッキーは日本でも輸入食品を扱っているお店に行くとよく売っています。まぁでも本場で買った、ということがうれしいですよね。少量のものもあるので、バラマキ用のお土産にちょうどいいです。

他にもレストランやお土産屋さんが所狭しとならんでいます。道はかなり狭いです。

修道院の入口の少し手前にジャンヌ・ダルクの像が目印の郵便局もありました。
江の島よりはずっと狭く、あっという間に修道院の入口に着きます。

ちなみに、島の中にもホテルがあるそうですが、石畳で坂なのでスーツケースの持ち運びが大変だったり、古いのでエレベーターがなかったりお湯が出なかったり不便なことが多く、ツアーではあまり利用されないそうです。