昭和ブームのJK娘。古い喫茶店にも興味があるようです。
今から30年前くらいから日本にドトールやスターバックス、タリーズなどがどんどんできて、街の喫茶店は淘汰されていってしまいました。
でも、そんな逆境に負けず今も残っている喫茶店が、昭和ブームの今「エモい」のです。
今回は地名だけでも相当エモい、横浜市の馬車道にある「馬車道十番館」の1階の喫茶へ行って食べた最高で最強のプリンをご紹介します。今まで50年生きてきてたくさんのプリンを食べてきましたが、ここのプリンが断トツ一番見た目がきれいで一番おいしいプリンでした。
「馬車道十番館」は建物が横浜らしいレンガの建物です。外観も素敵でフォトスポットになっています。


中に入ると焼き菓子のショーケースと生ケーキのショーケースがあります。どれもとてもおいしそう。休日の日中に行ったため中で20分ほど待ったのですが、待っている間にケーキだけを買いに来るマダムやおじさまが何人もいました。きっと昔からここのケーキを召し上がっている方たちなのでしょう。店内利用で待っている人も観光客より地元っぽい人が多め。地元に愛されているお店に期待がふくらみます。

にしてもいい雰囲気。天井が高くてシンプルなステンドグラスがアクセントになっている空間です。

席に案内され、まずおなかがすいていたのでカレーを注文。喫茶店のカレーは間違いなくおいしいです。はい、私調べの統計は間違っていませんでした、今回もおいしかったです。娘はクロックムッシュ。

さて、食後のデザート、ケーキもおいしそうなので迷ったのですが、今回は店内でしか食べることのできないプリンを注文。高いけど、食べてみたい。娘と半分こすることにしました。
しばらく待ってプリン到着。

わぁ!今まで見たことのないプリン。レンガのような形にカットされていて、上にはカラメルソースではなくカスタードの色のソースがかかっています。まわりのアイスとフルーツとミントの葉が写真映えします。
さて、実食。めちゃくちゃなめらかで、硬さが本当に絶妙でちょうどいい。そしてすがひとつもない!すごいなぁ、とても丁寧に作っているなぁと思いました。娘と一口ずつ楽しみ、あっという間に幸せな時間は終わってしまいました。
食べ終わる頃、続々と人が入ってきてエレベーターで上へ行っていました。どうやらこれから結婚パーティーがあるようです。こんな素敵なお店で結婚パーティーだなんて、とてもいい思い出になりそうです。お料理も絶対おいしいでしょうし。
二階が見える席だったのですが、酒場と書いてありました。行った時はクローズしていましたが、こんないい雰囲気のお店でお酒を飲んだら最高においしいだろうなぁ~と妄想しました。
